(株)秋北ジーンズ
ここでは主にLeeのジーンズを生産しています。
多分、専門家の方が見るとEDWINが独自に開発されたミシンとか作業工程など大変参考になるところがあると思いますが、私は何分にも素人ですので、そのような事は良く分かりませんでした。そもそも縫製工場とは何時も同じ仕事をしている単純労働と考えておりました。これは大変な間違いでした。常に生産性向上のため、より良い製品作りのため、ミシンの開発、作業工程の見直しなど、変化の連続です。そこは、正に戦場なのです。
EDWINのジーンズは東北地方に生産工場が集中しています。私は、EDWINが国産にこだわることが、国産のジーンズの品質が世界のトップレベルにあるということを考えておりましたが、そればかりではなく、もっと重要なことは常に変化する市場に対して、迅速に対応できることなのです。
特にここ秋北ジーンズはLeeのヴィンテージ・ジーンズも生産されておりますので、小ロット生産に対応できるように苦労されていました。何故小ロット生産が大変なのかと申し上げますと、ロット品番(商品種類)によって縫製仕様(使用する糸、縫製の仕方、使用する生地)などが異なるため、ロットによって細かい調整が必要です。細かい調整が必要になりますとそれだけ手間がかかりますから、1日に生産できる本数が少なくなります。ですが、生産本数が少なくなれば価格に跳ね上がってしまいますので、生産本数を少なくする事は出来ないのです。その限界なる挑戦が大変なのです。現在では200〜300本の小ロットの生産も可能です。将来的にはもっと小ロットの生産も可能になり、よりカスタムメイドに近い生産も可能になるかも知れません。大手メーカーになりますと、どうしてもよりこだわりの強い小ロット生産ができないのでははないかと思われますが、EDWINでは価格を維持して、限りなく小ロット生産も可能にして行く努力がうかがえます。これは私には大変うれしい事でした。
| 食堂の横にはミシンが置いてありました。食堂がどんどん狭くなってしまうそうです。縫製の工程、縫製の仕方によりミシンが異なるため、工場のミシンは常に変更されます。これで小ロット生産も可能になるわけですね! | ![]() |
![]() |
ミシンの台には、キャスターがついています。これで移動も直ぐ出来ます。細かいところにいろいろな工夫がしてあり、感心させられます! |